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進学ことはじめ

進学準備編(1)部活三昧から受験対策へ。今すぐ役立つ、気持ち切り替え講座

2018/03/29
進学準備編(1)部活三昧から受験対策へ。今すぐ役立つ、気持ち切り替え講座

朝は早くから朝練に行き、放課後はすぐに部活に参加。夏休みや冬休みも部活に費やしてきた頑張り屋さんのあなた。そろそろ受験モードに頭を切り替えなければ…とわかってはいても、なかなか気持ちを切り替えるのは難しい…と不安に思っていませんか。そんな時は、次に紹介する3つの方法をお試しあれ。部活で培った力が、受験を乗り切るパワーになるのを感じられるはずです。

気持ち切り替えのコツ、その1
いっそ「受験勉強部」に入部したつもりになってみる!

ハードだった部活から引退すると、せっかくできた時間をボーッと過ごしてしまいがち。
やっとできた自由時間、少しゆっくり過ごしたいところですが、実は最初が肝心。

部活を引退したその日に、「新たに受験勉強部に入部した」ことにしてみましょう。
今まで早起きして部活に出ていたなら、同じ時間に起き「受験勉強部」の活動をし、放課後も新しい部活動に専念するのです。途中で息切れしないように、あらかじめ休憩時間も決めておくと長続きします。今までの部活時間を、そのまま勉強時間にシフトするのがポイントです。

 

気持ち切り替えのコツ その2
練習試合感覚で定期テストや検定試験などを利用。小さな目標を立てる。

今まであまり勉強時間もとれなかったし、テストを受けてもいい成績がとれるはずがない…と思いがちですが、受験勉強のスイッチを入れたいなら、テストを利用するのが一番の近道。定期テストや検定試験、模擬試験などは、いまの実力を知り、今後の目標をたてるための練習試合だと考えてみましょう。

どこが自分の弱点かを知り、次はどの教科で何点以上など具体的に目指したい目標を立ててみましょう。テストを上手に利用すれば、目標を達成するには、今何をしなければならないかがはっきり見えてきます。

 

気持ち切り替えのコツ その3
部活の練習メニューさながらの、勉強メニューを設定。

部活をやっていた時、定番の練習メニューがあった人も多かったはず。その時の経験を応用して、今度は自分なりの定番勉強メニューを決めてみましょう。

たとえば、頭のさえている朝は、数学や理科などの応用問題、夕飯後から寝るまでの時間は暗記学習など、自分が一番しっくりくる勉強メニューを設定してみます。テストや模試の結果が出たら、効果のある勉強メニューになっているか見直してみて、より効果的な方法にバージョンアップしていくといいですよ。

 

いかがでしたか? いままで部活を一生懸命やってきた人なら、部活動と受験勉強の共通点にすぐに気づくはず。部活で培った集中力と行動力を生かせば、上手にスタートダッシュできます。

受験勉強の切り替えで悩んでいる部活動の仲間同士で、受験勉強部を作ってお互い励まし合っても楽しいかも。せっかくの高校生活、ぜひ悔いのないよう有意義な時間を過ごしてくださいね。