岡山県と近県の大学、短期大学、大学校、専門学校案内の決定版
ファッション界から厚い信頼を集める
82年の伝統と実績を誇る伝統校。
充実したカリキュラム展開で
高度な知識と技術を備えたプロを養成
時代が求める専門的な知識と技術力、感性を備えた人材を育成する岡山ファッションスクール。ファッションクリエーター科(2年制/3年制)、ファッションビジネス科2年制/3年制)、ブランドクリエイト科(3年制)、ファッション高度専門士科(4年制)を設置し、充実した学習環境と徹底した技術指導で、ファッション界をけん引するプロを育む。全クラス担任制で一人一人をケア。親しみのある雰囲気の中で学習や技術の修得に打ち込めるのが魅力だ。
担任制クラスで一人ひとりの適性や個性を把握した丁寧なサポートを行う。高い資格取得率と就職率を誇り、特に資格取得においては、「洋裁技術認定試験」「ファッション色彩能力検定」「専修学校教員資格」など、学生の進みたい分野に合った資格の取得をマンツーマンで指導する。
基礎から応用まで、プロとしてふさわしい技術や知識を習得し、現場で即戦力として活躍できるオールマイティーな力を身に付けられる。デザイナー、パタンナー、縫製技術者、経営者、販売員など、次世代のファッション界を担う人材を育成する。実習室やギャラリー、アパレルCADが学べるPCルームなど、学生が学習に集中するうえで最適な設備・環境を用意。ファッション関連の専門分野を学ぶうえで欠かすことのできないハード面の充実に加え、授業料の減免といった独自の奨学金制度も用意し、学びの環境を整えている。
時代の変化に対応し、ファッションビジネス業界で活躍する人材を育成するために、コースやカリキュラムを進化。2021年度には、在学中に「マイブランド」を作り即戦力を養う「ブランドクリエイト科(3年制)」と、4年制大学と同等レベルの高度専門士の称号が得られる「ファッション高度専門士科(4年制)」を新設。さらに2022年度は、ファッションビジネス科をリニューアルし、商品企画からプロモーションまで総合的に学べるカリキュラムを整備。「トータルマネジメントコース」では、商品企画や流通・販売、経営に関する知識や技術を習得。「ショップスタイリスト・メディアコース」は、接客スキルやコーディネート提案力、Web・SNSなどを活用した販売促進力を併せ持つプロの販売員を養成する。
学園祭で催されるファッションショーは、毎年掲げられたテーマのもと、学生が企画・演出・服づくり・モデル・ヘアメイクすべてを一致団結して創り上げる。半年かけて準備を行い、学生生活の集大成となるイベントであり、日々培ってきた技術や感性を実力として確かめる場となる。学園祭当日は、ファッションショーのほかに作品の展示やオリジナルショップの出店、ワークショップなども実施。
毎年秋に全学年で行われる、2泊3日の研修旅行。地域ごとに異なる風土や文化を学び、流行の最先端を感じることができる。行き先は全学年で学生自らが決定し、これまでにイタリア、韓国、京都、東京、大阪などを訪問した。研修ではファッションショーやミュージアムの見学、ワークショップへの参加を通して見聞を深めていく。同時に、異なる学年や科の学生同士が親睦を深められる機会でもあるので、楽しく学びながら思い出づくりのできる貴重な時間となる。
毎年、全国規模のさまざまなコンテストに応募し、多くの学生が入賞を果たしている。これまでに「FTK瀬戸大橋まつりファッションデザインコンテスト」「倉敷ファッションフロンティア」「NDKファッションデザインコンテスト」「井原デニム商品化コンテスト」などに挑戦してきた。コンテストに主体的に取り組むことで、技術力や想像力を育み、新たな可能性を広げることにつなげている。また、県内の高校生を対象とした「高校生ファッションデザインコンテスト」も実施。毎年多数の応募があり、結果は学園祭で発表される。
卒業後は、地元アパレル関係の企業への就職が多数。2022年度の就職決定率は100%を誇る。中でも岡山の特産品であるデニムに関連した企業への就職が多い。さらに幅広く学びたい学生は、ファッション専攻科(3年次)への進学が可能。進学率は全体の約30%を占めている。