岡山県と近県の大学、短期大学、大学校、専門学校案内の決定版
2024年度、国際文化学部と
情報デザイン学部を開設。
キリスト教の精神を教育理念として
グローバルに活躍する人材を育む
キリスト教の精神に基づき、自分で考えて行動できる「真の自由人」を育むリベラル・アーツ・カレッジ。1949年の創立以来、多彩なカリキュラムで豊かな人間性と知性を養うことにより、グローバル社会に貢献できる人材を輩出し続けている。2024年4月には新学棟「トリニティホール」を構え、国際文化学部国際文化学科と情報デザイン学部情報デザイン学科を新設。所属学科以外の授業を履修してより学びを深めることもできる。
“真の自由人”の育成を目指して知識と教養を身に付ける「全学共通科目」。中でも、グローバルな感性と広い視野を養い、豊かなコミュニケーション力を育むため、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、コリア語といった外国語科目を開講している。また、1年次から選択可能な「他学科開放科目」では所属学科以外の授業を履修でき、学部・学科の枠にとらわれず専門知識を学ぶことができる。自立した社会人に必要な力を育てる「自立力育成科目」では、少人数制による双方向形式の授業を展開。国際的視野に立って社会情勢を把握し分析・統合する力と、プレゼンテーションやディスカッション、ディベート、グループワーク、フィールドワークなどに必要な主体的に考える力を育成する。
4年間を通じて全学科の授業を少人数制で行い、自由な感性を重視するリベラル・アーツの精神のもと、1年次から深い知性と柔軟な思考力を培うためのきめ細かな基礎教育を実施。学生の意見を取り入れながら授業を進めることで、一人ひとりの興味・関心を育む。また、学生主体の学びによって専門知識を深くしっかり理解していくと同時に、学生同士が積極的に意見しあう雰囲気の中でコミュニケーション能力を養う。
「安心できる学修環境」「安全な学生生活」について、様々な形で学生をバックアップしている。学生一人ひとりを専任教員がサポートするアドバイザー制度や、新入生や在学生の学生生活での戸惑いや不安、疑問などに応える学生スタッフ(ピアサポーター)を設置。保健センターでは健康面のサポートを行い、学生相談室では進路や進学、対人関係などのさまざまな悩みや問題について、カウンセラーが対応をする。学務部では履修や単位に関することだけでなく、履修上で配慮が必要な学生のサポートも行い、奨学金やアルバイト、下宿など学生生活全般についても幅広いサポート体制を整えている。
実就職率において全国トップクラスの実績を獲得するなど、企業からも高い評価を得ている。 それは、4年間で育まれた人間性に対する期待の大きさが表れている。人が醸し出す雰囲気、立ち居振る舞いなどは、一緒にいる人にも影響を及ぼすが、社会では職種に関わらず、人間関係をどのように構築するかが重要となる。キリスト教精神に基づく人格教育を軸とする同学では、相手の立場になって考える思考力と心を磨くことができ、現代社会で求められる力が培われている。
毎年11月の終わりからクリスマス(降誕祭)を迎える準備の期間であるアドヴェント(待降節)に入る。その期間中、さまざまなクリスマス行事を企画しており、学内のクリスマスツリーへの点灯式、アドヴェントコンサート、クリスマスミサ&ファミリーコンサートなどが行われる。
4年生が学士候補生となったことを公に宣言し、アカデミック・ドレスのキャップとガウンが授与される「キャップ・アンド・ガウン授与式」と、学士の象徴であるフッドの着用が許可され、アカデミック・ドレスを完成させる「フッド授与式」を経て、学士の学位を得た学生を社会に送り出す式典。一人ひとりの人格を重んじるという教育理念を反映し、学長から卒業証書・学位記が各々に手渡される。
地元密着型の大学として、岡山県内出身者の約83%が地元・岡山に就職。さらに、県外出身者の約28%も岡山県内に就職している。また、県外出身者のUターン就職は約57%、学生出身地での就職は約78%となっている。近年では、都市部への就職も増加傾向にあり、幅広い地域・業種において、自分の目標とする就職を実現している。進学は、国立私立を問わず、県内外の大学院へ進学している。
※2022年度卒業者実績
今、世の中はグローバル化と価値観の多様化が進んでいる。国際文化学科では、英語の他、第二・第三外国語の習得と、国際理解力、日本文化の発信力を培い、グローバル社会を生き抜く能力を備えた人材を養成。1年次夏休みの4週間の英語集中プログラム、English Presentation、Project Based English等の科目のほか、International LawやJapanese Culture など英語による専門科目も開講され、実践的な英語教育を特徴としている。例えば次のような専門領域の卒業研究が可能となる。「国際移民と産業」「日系移民とブラジル社会」「華人社会からみる日米比較」「日本企業のベトナム進出」「アフリカの伝統祭祀と音楽」「ジェンダー表象の日英比較」。
私たちの生きる社会は、情報技術やデータ分析によって支えられているといっても過言ではない。情報デザイン学科は情報技術とデータ分析によって、社会が直面する課題の解決や改善し人間中心の社会を設計(デザイン)していく人材の育成を目標としている。それに必要なプログラミング、統計学などの科目、社会の問題を理解する社会科学科目を時間をかけて学ぶことができる。3年次では企業や自治体が抱える課題を情報技術やデータ分析を使って解決するというProblem-based Learningを行い、卒業研究で4年間の学びを完成させる。4年間を通じて基礎から最先端を学び、社会で通用する情報技術を修得できる。